Yahoo! JapanがGoogle検索を採用し始めたあたりから思うこととAppleの戦略について
今朝このニュースを見たのですが、
「au oneメール」終了 「100年メール」うたうも6年で幕
「利用者が減少して」とのことですが、採算が合わなくなったということですよね。ここが間違ってたら以下の話は全て間違いとなるわけですが、ここがあっていると仮定して話を進めます。
利益がある程度出ていれば止める必要はないですよね。特殊な問題等ない限り。
それで、どれぐらい利益が出ている期間があってどこから赤字がとか云々を私が知るすべもないのですが、気になったのは「Googleと提携」してサービスを開始していること。そして、「来年上期、携帯メール(○○@ezweb.ne.jp)をPCでも利用できるようサービスを拡張」するよう方針転換を行ったこと。つまり何が言いたいかと申しますと、サービス開始当初の見通しが甘かったというのもあるのですが、より詳細に言うと結果として「au oneメール」のサービスは『Googleの利益にしかならなかった』ということです。ここかなり重要なことだと思っています。
それで表題に戻りますが、Yahoo! JapanがGoogle検索をあるときから採用し始めました。もう言いたいことは何か気付いている方もいるかと思いますので先に申しますと、結果として「au oneメール」のようなことになるのではないかということ。そして、最近Yahoo! Japanがこのように検索APIのサービス転換を始めましたが、
ヤフーが検索API有料化へ、現行APIは2013年3月をめどに停止
これも同様な結果にしかならないのではないかと思うのです。(ちなみにヤフー検索APIの中身ってGoogleだと思っているのですがあってますかね?内製の検索APIならいいのですが。)
ここで、Appleという会社の戦略について出てくるのですが、Appleはかなりの製品やサービスを内製化してきています。あれだけひどいiOS6の地図アプリを出してでもです。
AppleのクックCEO、「iOS 6」のマップについて謝罪 「地図マピオン」やGoogleマップを推奨
というようなことを今朝考えていました。皆さんはどうお考えでしょうか。