『怒鳴る上司に、怖い先輩――「恐怖」で人を動かそうとする人たち』の記事を読んでの私の考え
『怒鳴る上司に、怖い先輩――「恐怖」で人を動かそうとする人たち - 脱社畜ブログ』
こちらの記事を拝読させていただきまして、大体において同じ考えですし、よくぞ文章としてまとめて世に出してくださったと感謝しております。ブログといっても長文ですし、さぞお疲れだったかと思います。十分休息を取られてください。
ただ、以下に失礼を承知の上でですが、私の考えも追記のようなかたちで述べさせていただきたいと思います。
『「恐怖」によって部下や後輩をマネジメントしようとする人は、マネージャーとしては完全に失格だと言えるだろう。』
とありその後の文章にも関わると思いますが、私の考えは、失格は失格かもしれないのですが、ほうっておけば(それはただもしかしたら数年かかるかもしれませんが)淘汰される、あるいは排除されるようになっている気がします。「組織」だけを見た場合に、本当に健全な組織であれば。
『さっさと、逃げる方法を考えたほうがよいだろう。』
こちらもある程度同意見ですが、逃げ方にもいろいろありまして、(自己責任にはなりますが)どのような方法を取られてもよいと思います。が、迅速かつ冷静にそして丁寧に対応していただきたいと思っております。ただ、逃げない方法もあるにはあると思います。例えば、その人自身に組織を健全化できる能力がある場合などですね(でもその能力があれば、そういう組織に長く身を置かないような気もしますが)。しかしながら、「自分自身には能力がないんだ」云々は思わないでいただきたいです。それは、id:dennou_kurage さんも
『大事なことは、「俺は怒られてばかりだ、俺は仕事ができないやつだ、ダメなやつだ」と自分を責めたりしないということである。』
とお書きになっております。
『どうか、「自分がやられたから」という理由で、部下や後輩を恐怖で支配するようにだけはならないでもらいたい。負の連鎖は、自分のところで打ち切りにしよう。』
とありますが、なぜ負の連鎖を止められないか。それはその人がその方法でしか部下を動かす方法を知らないからではないかと思います。理由は一つではないと思いますが、わりとその傾向が強い気がします。そこのところは、上に立つ人へより一層の自己鍛錬を望むしかないのでしょうか。いや、たぶん他にも方法はありそうですね。
以上になりますが、何かこの記事に関してご意見、お考え等ありましたら、気軽にコメントいただけたらと思います。
id:dennou_kurage さん、ありがとうございました。